2016年7月10日

ワークショップ

WS-A 「デジタル思考ツールがアクティブラーニングを促す! 三浦学(エレファン・キューブ) / 杉山浩二(Loilo)

アクティブ・ラーニングの際に、情報を整理・分析するときに有効なアイテムとして、「デジタル思考ツール」への期待が高まっています。
紙の「思考ツール」にも良さはたくさんあります。しかし、一度書いたものを再編集しにくかったり、付箋紙が剥げてしまうなど保存がしにくかったり、情報共有の際に、文字サイズが小さくて分かりにくいなどの問題がありました。
「思考ツール」をデジタル化することでそれらの問題を解決できます。データなので、いつでも再編集することができますし、作成したデータは端末やクラウドに保存ができます。また、比較や分析して表した成果物を電子黒板で投影して示したり、データを送り合い共有したりすることもできます。
この度、「デジタル思考ツール」で先駆的な取り組みをされている2社にご協力いただきます。

 

WS-B 「VR(バーチャルリアリティー)教材の作り方と3D立体視VRゴーグル自作体験」 杉本真樹(神戸大学)

今話題のVR(バーチャルリアリティー)を教育に活用する最新事例と教材やデバイスをご紹介します。
3D立体視ができるVRゴーグルや、日本でも市販化されたヘッドマウントディスプレイであるOculus Riftなどのご紹介をはじめ、コンテンツ制作からスマートフォンでの利用法など、実践的な活用法を解説します。
また全天球カメラのTHETAを使って360°全方向の写真や動画を撮影し、あたかもそこにいるような、映像に囲まれる没入体験ができます。これを簡単に学校の教室で体験する方法をお教えします。
ワークショップでは実際に参加者が、3D立体視VRゴーグルを自作できるキットを制作し、各自持参のスマホを使いその場でVRを体験できます。アプリはあらかじめ下記の無料アプリダウンロードしてください。人体の内臓の仕組みや、空中から体内へ飛び込むツアーを体験します。
無料アプリ:VR Body Guide: こちらからダウンロードしてください(iOS版もAndroid版あります)
http://gihyo.jp/book/app/vrbodyguide

WS-C 「iPadによる簡単教材作成」 住ノ江修(賢明学院小学校)

iPadのKeynoteを使用し下記項目を体験していただく予定です
1)Keynote基本操作
2)図形・写真挿入
3)図形アニメーション
4)リンクボタン作成(ページ・動画)
5)ハイブリッド板書への応用
授業で使えるKeynoteの基本と活用方法を、このワークショップを通じて是非体験してください。

WS-D 「タブレットでわくわくプログラミング体験」 阿部和広(青山学院大学)

2020年度から小学校でも必修化が検討されているプログラミング学習について、iPadとPyonkeeを使って体験します。Pyonkeeは、MITのScratchをベースに開発された国産アプリで、欧米を中心に約18万本が使われています。間口が広いのが特徴で、小学校で行う表現としてのプログラミングから、中学校の計測・制御、高校の情報まで対応します。また、RaspberryPiとの連携もお見せします