2016年7月12日

特別セミナーについて

「生徒・児童が安心・安全にインターネットを活用できるために
    ~京都府警察の取組から~」
  • ゲストスピーカー
    • 京都府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課
    • 七條麻衣子氏(株式会社ラック ICT利用環境啓発支援室 客員研究員)

デジタル教科書の議論の際には、様々な形でネットモラル・ネットトラブルに関する不安や課題も必ずと言ってよいほど話題になります。
そこで本セッションでは、まず、日本各地におけるいくつかの活動を踏まえ、情報モラル教育や啓発活動の現状と課題、子ども達に必要な能力等について、七條麻衣子氏(株式会社ラック ICT利用環境啓発支援室 客員研究員)より紹介いただきます。
その後、京都府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の担当者から、現在の取組についてご紹介いただきます。京都府警察は、府内全域の高等学校・PTA協議会への「ネット安心アドバイザー」の派遣や、中学生・高校生が「京都青少年スマホ宣言」を発案するシンポジウムの開催などを通じ、若者のネットモラル・ネットトラブル対応能力の向上や、若者が関与するサイバー犯罪および被害の防止を図っています。
参加者の方々がこれらの報告を参考にされ、全国の同様の取組がより活発になり、子どもたちの安心・安全なインターネット活用に繋がることを願っています。
(コーディネータ:久富望(本学会事務局長・京都大会実行委員))